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我々フアンは、彼の微妙な話を乗り越える必要があります。
それは、1972年から1974年にかけての出来事です。 以下、どうぞ。 (1)1972年03月26日:慶応病院入院 働きすぎて、身体がボロボロになり、しかも数年前から腸石に苦しみ、体重は57キロが51キロにまで落ち込む。03月26日、胃痛で慶応病院入院。過労と胆のう炎と診断された。31日退院。しかし、芸能雑誌のカメラマンが病室へ入り込み、写真撮影を行い、プライバシーは存在しなかった。 (2)1972年04月07日:自殺未遂 04月05日、名古屋で行った打ち合わせ「デビュー10周年の公演」(04月26日からの名鉄ホール「愛と死を見つめて」)の後、名古屋から帰京。ヒルトンホテルへ立ち寄っ際、関係者に「仕事がいやになった、休みたい」と話し、その後、20時以降蒸発。 04月06日、フジテレビの「火曜ワイドスペシャル」の録画取りにも現れなかったので、芸能関係者の知るところとなった。「舟木一夫失踪」の芸能ニュースが流れる。 彼は、ヒルトンホテルを出て、2時間後には、千駄ヶ谷の松美園という旅館の2階客室にいた。雑誌などを読んで過ごし、お新香ばかり食べていたとか。 04月07日、20時50分、事務所に本人から電話が入り、「これから血管に注射して死ぬ」と連絡。急遽、チーフマネージャーが居場所を聞き出し、かけつけたが、昏睡状態であった。居場所を教えたのは「自分の身体の後始末をよろしく頼む」との意味だったとか。 律儀な性格が幸いして、軽傷ですみ、一命を取り留めたのである。 04月14日午後、本人の希望で記者会見。04月16日退院。 04月26日には、デビュー10周年記念の名鉄ホール「愛と死を見つめて」の公演(9日間)をこなし、05月04日に帰京。 (3)1973年07月07日:婚約発表 ホテルオークラで婚約発表。お相手は21歳の女子大生。挙式は1974年01月17日と発表 (4)1973年10月29日:自殺未遂 午前8時、京都ロイヤルホテルの客室(921号室)の浴室で、果物ナイフで、首や胸を10ヶ所突いて、昏睡状態に…。前日、神戸でのショーを終えて、21時30分にチェックイン。遺書には「自分の歌は死んでいるようだ」、婚約者には「紀っぺごめんね」と詫びる文章があった。全治1ヶ月。11月18日退院。その後、富士市の友人宅で休養。 12月の新歌舞伎座公演に穴を空ける。共演を予定していた俳優たちは12月のスケジュールが空白となった。新歌舞伎座は関西経済界に忘年会の会場として使ってもらうようセールスを行って、失笑を買った。1972年正月にも自宅で剃刀であわやという出来事があったが、厳しく緘口令が敷かれた。 (5)1974年04月29日:結婚 1974年04月29日午後、六本木のTSK・CCCターミナルで、松沢紀子と結婚。山岡荘八夫妻が媒酌。 1974年07月27日には、NHK思い出のメロディで収録し、4曲歌う。08月03日に放映。 1974年08月11日には、後援会主催のコンサートに出演(昼夜公演)(豊島公会堂)し、38曲を歌う。 1974年08月12日には、新曲「旅路」をレコーディング。 1974年08月13日には、フジテレビ「3時のあなた」出演し、復活を遂げる。 1974年09月、再起の曲・Single「旅路/寝顔」を発売。 本日は、ここまで…。その後の展開は後日となります。 参考:HP「誰が昭和を想わざる 浮世舟歌」
by g3k1963
| 2009-05-19 16:16
| 徒然
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